エブリィのデントリペア
- 関
- 2024年10月3日
- 読了時間: 3分
エブリィの新車納車から間もなくできてしまった凹みの修理施工です
写真は少な目、文章長めです。


エブリィのリアゲートに凹みです。お電話にてお客様から状況を
聞かせてもらいリアゲートの上の方の湾曲部に凹みという情報をいただきました
《 僕の脳内 》
「えーと・・多分バックしたときになんかに当たったんだろうなぁ。ツールアクセスする孔もないだろうなぁ。エブリィ鉄板伸びやすいしなぁ」
と勝手に想像してしまいます
車のバックする力でグニューッと押されると高確率で鉄板は伸びます。今どきの軽自動車は特に伸びます。
伸びると鉄は伸びて面積が増えます。増えると同時に打点は鉄の組織が変質いたします。塑性変形(変質的な)というものらしいのですがまったく裏押ししてもカチカチでいうこと聞いてくれなくなったりします。
そうなっているとデントリペアでは太刀打ちできないケースが多くてですね・・
※一度、実際に拝見させていただいてから修理可か不可の判断をさせてくださいと、お伝えしまして後日弊社に来店していただき拝見させていただきました。
で、上の写真の位置でこの深さと横筋打痕。お話を更に聞かせていただくと知らぬ間に(コーティング施工から帰ってきたら)できていたと。
《 僕の脳内 》
「あらら、思ってたより深くなくて伸びてない、ちょいR部分(湾曲部)でムズイけど。車がバックして凹んだんじゃないなぁ多分。でも何が当たったのかわからんけど打痕がしっかりしてるから・・・引っ張りじゃ打痕消せないなぁ。最終的にはツールで細かく処理できないとなぁ」
うーんと悩みつつ、リアゲート裏を探ると距離はあるけど凹み裏に到達できるかもしれない小さい孔(ツールが入りそうなホール)を発見。
《 僕の脳内 》
「やってみないとわからないけど、この孔使えれば直せるかも。けどツール届かなかったらどうしよ・・・」
とりあえず「お客様やってみないとわかりませんが、頑張らせてくださいまし!」
という感じでご依頼を承りました。
《 僕の脳内 》
「受注したけどツール届かなかったらどうしよ・・・」
※後日施工中↓となります
《 僕の脳内 》
↓「やっぱり横一文字ですやん・・・浅いけど。まずは引っ張りますか。戻ってくれよ・・」

《 僕の脳内 》
↓「引っ張って小さくなったけどやっぱり打点引っ張って消えるもんじゃない・・・孔使えるかな・・・・・・・あ、ギリギリいけるんじゃない?細いツールしか入らんから難しいけど!ウハ♥」

《 僕の脳内 》
↓「やりましたよ、やってやりましたよ!跡形もなく直っちゃったんじゃないですかこれは!直るじゃないですか、ねぇ!直りましたよ!」

と、
お見積りから施工完了までいろいろ思考は巡ります。ほんとに直せんのか?直せなくて敗北は嫌よ?と。いつでも不安や恐れはあります
凹みの大きさや深さって、一般のお客さんと僕の認識も実際見ないと差異有りますしね
ちょっと凹んでいますって来店してもらったら板金塗装レベルとかもありますしね。
直せます!と言って、ホゲ―直せませんでした~とお伝えするのがとても嫌なんですぅ
単に凹みを直すだけなのですが僕の脳内ではいろいろ巡っています
なんか気持ち悪くて御免なさいね



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